(1)(2)(3)タックスプランニング・課目の特徴と学習
スポンサードリンク
(1)FPにおけるタックスプランニング
(2)課目の特徴と学習のポイント
(3)学習の流れ
(4)各項目の概要
(5)最新情報の入手方法
タックスプランニングで学習する最大の目的を一言でいえば、「税負担を軽減できる選択をする」です。ですから、金融資産運用設計、不動産運用設計、リスクと保険、相続・事業承継設計などすべての分野に共通するテーマなので、FPとして当然身に付けておくべき基本の課目となります。税金のうち、特に所得税はファイナンシャル・プランニングのすべての面で深く関わりがあります。
また、贈与税、不動産登記の名義の決め方や、買い替えした場合の有利な税制の生かし方のアドバイスをする際、タックスプランニングで学んだ税の知識が生かされます。そして、税金問題は資産運用だけでなく、住民税、消費税、固資産税など、日常生活と深く関わってくるので、FPはこうした身近なテーマとして税問題を捉え、的確なプランを提案することが重要となります。
日本の税体系の概要を最初に知って、所得税と法人税を中心に詳しく理解していきます。具体的には、国税と地方税、直接税と間接税、また申告納税方式と賦課税方式の違いなど、基本的な税の仕組みを学習します。所得の種類として、
<1>利子所得
<2>配当所得
<3>不動産所得
<4>事業所得
<5>給与所得
<6>退職所得
<7>山林所得
<8>譲渡所得
<9>一時所得
<10>雑所得、
の10種類の区分があり、タックスプランニングにおいてこれらの扱いが最大のテーマになります。このほか、15種類の所得控除や累計課税、特例制度について学習します。法人税では、当期利益と課税所得の違い、所得の計算方法、益金や損金の扱い、またこれらに加えて住民税、事業税などの課税方式、消費税の課税事業者、簡易課税などについても学習します。
タックスプランニングで学習する項目は全部で8項目あります。最初に、節税と脱税の違いを知り、FPの最低限のモラルを正しく理解し、タックスプランニングの目的や意味を学習します。次に、日本の税制の概要で、法律をはじめとする法体系、国税と地方税、直接税と間接税など税に関わる法律制度の全体像を理解します。タックスプランニングでは、各項目と相互に深く関わってくるので、全体像をしっかり学習することで、項目から項目への学習を大変スムーズのに進める事が出来ます。
◯タックスプランニングの学習の流れ
1)タックスプランニングの基本
2)日本における税制の概要
3)個人所得に課される税金
・所得税とタックスプランニング
・個人住民税、個人事業税とタックスプランニング
4)法人所得に課される税金
・法人税とタックスプランニング
・法人住民税、法人事業税
5)個人と法人の税金の比較とタックスプランニング
6)消費税概論
7)海外の所得と資産にかかる税金とタックスプランニング
8)情報収集