(1)(2)(3)ライフプランニングと課目の特徴と学習
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(1)FPにおけるライフプランニングとリタイアメントプランニング
(2)課目の特徴と学習のポイント
(3)学習の流れ
(4)各項目の概要
(5)最新情報の入手方法
(1)FPにおけるライフプランニングとリタイアメントプランニング
日々の生活と将来の生活設計であるライフプランと、退職後や老後の生活設計であるリタイアメントプランニングの立案は、FPの仕事の中心になるものなので、様々なケースに対応したアドバイスが求められます。ライフプランは、生涯のライフイベント(結婚、子供の進学、住宅購入など人生の中での大きな節目)がどのくらいの時期に発生し、どのくらいお金がかかるのかを把握する必要があり、それに合わせて貯蓄や収入のめど、必要に応じてローンの金利なども視野に入れて資金計画を考えます。
また、同じ条件の対象者でも価値観の相違などから、全く異なったアドバイスも必要とされてくるケースもあるので、対象者とのコミュニケーションが重視されます。リタイアメントプランは、男女の平均寿命が上がり高齢化が進む中で、定年後の人生はますます長くなり、それと同時に少子化に伴う労働人口の減少により日本の経済成長に影を落とし、年金制度や退職金制度の見直しが行われているのが現状なので、今後もますますニーズが高まってくるでしょう。
この様にライフプランニングとリタイアメントプランニングは、一生涯に関わるものなので、他の全ての課目とつながっていると言っても過言ではありません。特に、リスクと管理、そして金融資産運用設計、不動産運用設計、相続・承継設計と密接な関わりがあります。
ライフプランニング・リタイアメントプランニングの課目では、ライフプランに沿ったキャッシュフローの分析、資金計画の立案、公的年金などといった全ての人の身近な問題について出題される事が多いようです。身近なだけに理解しやすいようですが、実際は法律が頻繁に改正されたりしますので、常に最新の動向をつかんで、出題ポイントを押さえた学習方法が求められる課目です。ライフプランニング・リタイアメントプランニングでは、次のような点にポイントを置いて学習するといいでしょう。
◯ライフプラン、キャッシュフローの知識 ・教育費、住宅ローンなどの見積もり方 ・手取り年収の計算の仕方 ・所得税、住民税を把握する ・支出の分類と年間支出の見積もり
◯社会保険の知識 ・健康保険制度、国民健康保険制度、厚生年金保険制度、国民年金などを理解する
・失業等給付の種類 ・老齢厚生年金の知識
◯教育資金設計、住宅ローン設計の知識 ・必要額の見積もり、一般的データの読み取り ・目的に合わせた貯蓄方法 ・利用出来る公的、民間金融商品の理解
◯実技試験 ・キャッシュフロー表の作成 ・住宅ローンの計算 ・老齢年金の計算 など
ライフプランニングでは、まず大体の作成方法を把握し、作成に必要な様々なスキルを学んでいき、リタイアメントプランニングでは、各年金制度について把握した上で、プラン作成の考えかたについて学習していきます。ライフプランニング・リタイアメントプランニングの学習項目は次の様な12項目に分かれます。
<基礎知識>
1)ライフプランの作成
2)ライフプランニングの基礎
<目的別資金計画立案法>
3)教育資金設計
4)住宅取得資金計画
<ライフプランニングに関わるシステムのまとめ>
5)個人事業主、中小法人の資金計画
6)ローンの基礎知識 7)カードと消費生活 8)社会保険の基礎
<リタイアメントプランニングの知識>
9)企業年金その他年金制度
10)私的年金のいろいろ
11)退職金制度
12)リタイアメントプランの考え方